法人向けクラウド会計を、
役割から比較する。
freee会計、マネーフォワード クラウド会計、弥生会計 Nextの公式情報を、対象者・提供形態・料金区分・無料体験・対応範囲の観点で整理しました。順位付けではなく、業務との相性を考えるための比較です。
この記事で分かること
- freee会計・マネーフォワード クラウド会計・弥生会計 Nextの対象者、料金区分、無料体験の条件
- 料金表に示された人数の条件と、人数や件数によって追加料金がかかる対象
- 経理を担当する人数、立替精算の有無、請求書の発行など、自社の条件ごとに先に見る欄
金額そのものは変更されることがあるため、この記事には載せていません。金額は各社の公式料金ページで確認してください。
先に知っておきたい違い
この記事で使う用語
以下は一般的な意味の説明で、各社が定めた定義ではありません。
- 記帳:お金の出入りを帳簿に記録すること。
- 仕訳:記帳の際に、取引を勘定科目(「通信費」「売上」などの分類)に分けて書く作業。
- 試算表:帳簿の数字を勘定科目ごとに集計した一覧表。
- 決算書:事業年度の終わりに、1年間の成績と財産の状態をまとめた書類。
- 従量課金:基本料金とは別に、利用する人数や件数に応じて加わる料金。
- AI-OCR:領収書などの画像やファイルから、AIが文字を読み取る機能。
3サービスの立ち位置
基本情報の比較
| 項目 | freee会計 | マネーフォワード クラウド会計 | 弥生会計 Next |
|---|---|---|---|
| 主な対象 | ひとり法人、新設法人、中小企業 | 個人事業主から法人・中小企業まで(法人向け会計を比較対象) | 法人、初めて会計業務を行う人、乗り換えを検討する人 |
| 主用途 | 記帳、帳簿・決算書作成、経営レポート | 記帳、決算書・試算表作成、経営状況の可視化 | 会計業務。弥生請求 Next・弥生経費 Nextと連携 |
| 提供形態 | クラウド | クラウド | クラウド(会計専用スマホアプリは現時点でなし。経費はアプリあり) |
| 料金区分 | 法人向け複数プラン。月払い/年払い、プランにより従量課金あり | 法人向け複数プラン。基本料金内で複数のバックオフィスサービスを提供 | エントリー/ベーシック/ベーシックプラス。月契約/年契約、ユーザー数等で変動 |
| 無料体験 | 30日間。公式料金ページで条件確認 | ビジネスプラン相当を1か月。クレジットカード登録不要 | ベーシックプラス相当を最大2か月(決算書・達人連携を除く)。終了後の自動請求なし |
| 特徴 | 銀行口座・カードの自動同期、AIによる帳簿への自動記録、領収書AIスキャン | 会計・請求・経費精算等のデータ連携、帳票・経営レポート、AI-OCR | 会計・請求・経費をまとめて扱える構成、プラン別サポート |
料金・提供条件は変更される場合があります。正確な金額は各社の公式料金ページで確認してください。
人数・件数で変わる点
同じ会計ソフトでも、使う人数や送る書類の件数によって、基本料金に追加の料金がかかる場合があります。各社の公式料金ページで確認できた条件を、金額を除いて整理しました。
| 項目 | freee会計 | マネーフォワード クラウド会計 | 弥生会計 Next |
|---|---|---|---|
| 料金表の人数の条件 | 料金プラン比較表の「人数」欄:スターター3人、スタンダード3人、アドバンス5人、エンタープライズは「お問い合わせ」 | スモールビジネスプランは3名まで(クラウド契約は1名まで)基本料金で利用可。4名以上(クラウド契約は2名以上)で使う場合はビジネスプランの契約が必要 | 会計機能・請求機能はどのプランも3名まで無料。経費精算機能はベーシック3名、ベーシックプラス5名まで無料 |
| 追加料金がかかる対象 | 経理・経営者相当の権限のメンバー追加、経費精算の利用人数(経費・各種申請の申請・承認を行ったユーザー1人あたり。メンバー追加料金とは別)、受発注書類の送付件数(一括インポート機能やカスタマイズオプションで作成した書類をfreeeからメール送付する場合のみ)。請求書や経費精算のみを使う一般従業員相当の権限は0円 | クラウド会計・クラウド請求書は4名以上から、クラウド経費は6名以上から、利用人数に応じて従量課金。クラウド債務支払は11件以上から件数で従量課金 | 会計・請求・経費精算の各利用ユーザー数が無料の人数を超えた分(料金シミュレーションで人数ごとに計算できる) |
| 補足 | アドバイザーの招待は無料・招待数の上限なし | 士業が利用するアカウントは、公認メンバー制度への加入で従量課金の対象外。料金体系は2027年6月に一部改定予定と公式料金ページに記載 | 製品ページの「税理士・会計事務所連携」に「顧問税理士にリアルタイムで会計データを共有」と記載。無料体験から有償プランへ変える際、利用状況が有償プランの制限数を超えると、契約変更月から従量課金が発生 |
出典:freee会計 法人向け料金プラン/マネーフォワード クラウド 料金プラン/弥生会計 Next・料金シミュレーション(いずれも2026年10月12日確認)
条件別に、先に見る欄
| 自社の条件 | 先に見る欄 |
|---|---|
| 経理を担当するのが社長1人 | 「料金表の人数の条件」と、基本情報の表の「無料体験」 |
| 経理・経営者として帳簿を見る人が4人以上になる | 「料金表の人数の条件」と「追加料金がかかる対象」のうち、会計に関する記載 |
| 従業員の立替経費を精算する | 「追加料金がかかる対象」のうち経費精算の人数。弥生会計 Nextはプランによって経費精算の有無が分かれるため、プランも確認 |
| 取引先に請求書を送る | 「追加料金がかかる対象」のうち請求・受発注書類の項目。請求書作成サービスそのものの比較は請求書作成サービスの比較へ |
| 税理士など外部の専門家とデータを共有する | 「補足」の行(freeeは「アドバイザーの招待」、マネーフォワードは「士業が利用するアカウント」、弥生は「税理士・会計事務所連携」の記載) |
架空の例(実在の会社ではありません):社長1人と、立替経費を精算する従業員が2人いる法人なら、「料金表の人数の条件」の行と「追加料金がかかる対象」の経費精算の人数を先に見る、という順番になります。
選び方の目安
取引登録から迷いにくくしたい
freee会計の取引起点の設計と自動取得・自動記帳の考え方を確認。
複数のバックオフィス業務を連携したい
マネーフォワード クラウドの基本料金に含まれるサービスと、必要人数・機能を確認。
弥生の現行クラウドでまとめたい
弥生会計 Nextのプラン別機能、請求・経費との範囲、必要なサポートを確認。
申し込み・無料体験
- freee会計 公式サイト ↗
- マネーフォワード クラウド会計 クラウド型会計ソフト マネーフォワード クラウド会計

- 弥生会計 Next 法人向けクラウド会計ソフト「弥生会計 Next」はこちら

この3社のうち、Work Atlasが広告提携をしているのはマネーフォワード クラウド会計と弥生会計 Nextです。並び順は本文と同じで、提携の有無では並べ替えていません。下の「公式情報・料金ページ」は出典として示しているもので、広告リンクではありません。料金・キャンペーン内容は変更されることがあります。申し込み前に各公式サイトで最新の条件をご確認ください。
公式情報・料金ページ
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編集方針
本ページは各社公式情報を整理したデータベース型の比較です。実体験レビュー、ランキング、広告・アフィリエイトによる優劣付けは含みません。導入前に、対象法人・必要ユーザー数・請求と経費の範囲・最新料金を各社公式ページで確認してください。
